秘密の王子様
プロローグ
あたしが通う白羽(しらは)学園。お嬢様お坊っちゃまが通うような金持ち学校。
そんな学校に父→サラリーマン、母→パート社員の超平凡のあたし、櫻井美陽(さくらいみよ)は通っていた。
そして、そこにはプリンスと呼ばれるやつがいた。
「きゃあーっ陸様っ!!」
「やぁ。今日も可愛いね★」
「ありがとうございますぅー❤」
「「「「「今日も陸様かっこいいですわ~❤❤❤」」」」」
名前は榛名陸(はるなりく)。
榛名コーポレーションの長男で次期社長になるそうだ。
周りから見れば、
顔良し、頭良し、性格良し、スポーツ万能。
そういう奴だった。
でも―――
それは上辺だけだったんだ…。
そんな学校に父→サラリーマン、母→パート社員の超平凡のあたし、櫻井美陽(さくらいみよ)は通っていた。
そして、そこにはプリンスと呼ばれるやつがいた。
「きゃあーっ陸様っ!!」
「やぁ。今日も可愛いね★」
「ありがとうございますぅー❤」
「「「「「今日も陸様かっこいいですわ~❤❤❤」」」」」
名前は榛名陸(はるなりく)。
榛名コーポレーションの長男で次期社長になるそうだ。
周りから見れば、
顔良し、頭良し、性格良し、スポーツ万能。
そういう奴だった。
でも―――
それは上辺だけだったんだ…。