Snow Princess ~雪の華~
二人に一歩も近づかないままゴーシェはにこやかに話す。
「王立騎士団の剣だね。なるほど、本物の騎士(ナイト)って訳だ。
あぁ、リリアちゃんもそんな年かぁ…今度晩酌してよ」
娘の成長を嘆く父のようなことを言うゴーシェに、リリアは警戒を解かずに言い返す。
「いいですよ? 機会がありましたら」
だが、それを本気にした者が1人。
「おぉおま、こいつ敵だぞ!? んなことしたら捕まるぞ!」
「冗談に決まってんでしょ」
「王立騎士団の剣だね。なるほど、本物の騎士(ナイト)って訳だ。
あぁ、リリアちゃんもそんな年かぁ…今度晩酌してよ」
娘の成長を嘆く父のようなことを言うゴーシェに、リリアは警戒を解かずに言い返す。
「いいですよ? 機会がありましたら」
だが、それを本気にした者が1人。
「おぉおま、こいつ敵だぞ!? んなことしたら捕まるぞ!」
「冗談に決まってんでしょ」