Snow Princess ~雪の華~
3
出発の日になるまで、マリンは荒れ果てていた。
何がなんでも行きたくないと言い張り、近づくと誰彼構わず何かモノを投げつけた。
それにより部屋は荒れ放題。
食事もあまり喉を通らず、前の一件でやせたマリンは更に細くなっていった。
しかし、彼女の抵抗はまたも虚しく終わる。
マリンが目を覚ましたとき、景色は既に城ではなかった。
何がなんでも行きたくないと言い張り、近づくと誰彼構わず何かモノを投げつけた。
それにより部屋は荒れ放題。
食事もあまり喉を通らず、前の一件でやせたマリンは更に細くなっていった。
しかし、彼女の抵抗はまたも虚しく終わる。
マリンが目を覚ましたとき、景色は既に城ではなかった。