Snow Princess ~雪の華~

「おばあさんって、ラミアさぁ?」

「そんな変な人じゃないよ! 多分」


――魔法使いって充分変な人だよ!

と、思うものの口には出さず、同僚を見つめる。

大丈夫だって! と、ラミアが必死にリリアを説得していると――

ギィィと音をたてて問題のドアが開いた。



< 90 / 432 >

この作品をシェア

pagetop