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その声にハッとすると、教室の入り口に松田が立っていた。



「最高の勉強場所、なくしちゃったからね」

「……何それ?」


「何でもない。……ところで、松田こそどうしたの?」

「わたし? わたしは忘れ物しちゃったから」




二年になって、彼女とはクラスが分かれてしまった。


彼女の友達である松田とはまた同じクラスになったけど。
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