+-+ another storys +-+
「良くて“徳永”、基本“アンタ”?
いつになったら名前で呼んでくれんの?」


「……うるさい……」

「赤くなっちゃって。素直じゃないねぇ」


「……バカ……」





そう言いながらも制服の裾を掴む手に、俺はやっぱり頬を緩めていた。





end

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