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タオルで髪を拭きながらリビングに入って来たトモと、ご飯が出来上がった音がしたのはほとんど同時だった。
「いい匂い」
「ちゃんと乾かせば?」
「食ってる間に乾く」
「……もう」
待ちきれないのかタオルをイスの背に掛けて食卓についたトモに、私はため息を漏らしながらも準備をした。
「意外とうまいよな」
「……意外とって何よ……」
「いい匂い」
「ちゃんと乾かせば?」
「食ってる間に乾く」
「……もう」
待ちきれないのかタオルをイスの背に掛けて食卓についたトモに、私はため息を漏らしながらも準備をした。
「意外とうまいよな」
「……意外とって何よ……」