+-+ another storys +-+
「梓さんでもあんなこと言うんだ?」

「……あたしのことはなに言われてもいいけど、……っ」


すばやく近づいてきた顔に、あたしは瞬きをすることもできなかった。




「ちょっ蓮くん!?」

こんな人混みで!


「うれしかったからつい、ね」

照れ隠しに蓮くんの胸を叩いた。




「オレ、早く大人になるからさ」

「え?」
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