♀♂存在感22%の恋♂♀
『どうすんの?』
祐希奈が呆れた口調で聞いてきた。
「何が?」
さっぱりわからなかった。
『修学旅行。
そんなに嫌ってて大丈夫なの?』
「あぁ。多分きっとキレるね。」
笑いながら答えた。
だって本当だもん。
『キレるね。
じゃぁないよ!
キレないでよぉ。
困るから…お願い!!』
目の前で手をあわせて
拝まれた。
そんなことされたって…
って、
また櫛森くん笑ってるし。
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