♀♂存在感22%の恋♂♀
櫛森はわざと声を発していないようだ。
あーもーっっ!
「な・に?」
櫛森はクスッっと笑って
『ま・た・あ・し・た。』
また微笑んでから
櫛森はバスに背中を向けた…
……………ドキッ
………ドキッ……ドキッ
また胸の鼓動が速くなる……
…明日からの学校が楽しみだな。
…前よりも、もっと。
あたしと櫛森の間に“秘密の架け橋”ができたみたい。
…そんなこと想ったのはあたしだけ?
…ねぇ。教えてよ。