鬼守の巫女・番外編

……僕はやっぱり凪が好きだ。

それはきっと……一人の女の子として。

そのやっと迎えた答えと共に、彼女に精一杯の笑みを返す。

すると彼女はまた優しく笑って、《おはよう》と声を掛ける。

その彼女の元へ真っ直ぐに歩いて行くと、そのまま彼女を見つめた。
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