3日目のプロポーズ
「なんて顔してんだよ」

そういって社長は私から離れた

「全く、狼の部屋にノコノコ入ってきて食べてくださいといわんばかりのスキだらけで」

そこまでいって小さくため息をついて『そんな顔すんなよ』って社長は小さな声でつぶやいた

その顔はすごくつらそうで私はなんだか胸が痛んだ

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