『想い方』
幸せ
――――――
――――
――
――お正月
由香と智也と私は二年参りに来ていた。
『私がいてお邪魔じゃない?』
申し訳なく思い、聞いてみた。
「邪魔じゃないから!アタシは一緒に来れて嬉しいよ?」
「気にすんなよ~アズ~」
嬉しかった。
由香は智也が彼氏になってからも、ほとんと私と一緒に過ごしてくれる。
二人の優しさがなければ私は居場所が無くなっていた。
本当に嬉しかった。
幸せそうな二人を見ていると私まで幸せになる。
だけどずっと二人にくっついて行くわけにはいかない。
家に戻ってみるか…。
そう、考えるようになってきていた。
「今日アズ俺ん家泊まるか?」
智也が優しい口調で私に聞く。
『ん~…。』
「アタシも智也ん家泊まるから一緒に泊まろ?」
由香も気をつかってくれてる。
でもこんだけ一緒にいたら、二人は愛し合えない。
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――お正月
由香と智也と私は二年参りに来ていた。
『私がいてお邪魔じゃない?』
申し訳なく思い、聞いてみた。
「邪魔じゃないから!アタシは一緒に来れて嬉しいよ?」
「気にすんなよ~アズ~」
嬉しかった。
由香は智也が彼氏になってからも、ほとんと私と一緒に過ごしてくれる。
二人の優しさがなければ私は居場所が無くなっていた。
本当に嬉しかった。
幸せそうな二人を見ていると私まで幸せになる。
だけどずっと二人にくっついて行くわけにはいかない。
家に戻ってみるか…。
そう、考えるようになってきていた。
「今日アズ俺ん家泊まるか?」
智也が優しい口調で私に聞く。
『ん~…。』
「アタシも智也ん家泊まるから一緒に泊まろ?」
由香も気をつかってくれてる。
でもこんだけ一緒にいたら、二人は愛し合えない。