『想い方』
教室を出て、学校を出て、また2人で笑った。
『こんな学校こっちから辞めてやるっつーの!』
「だよね~。…でもこのジャージだけは手放したくなかった。」
『…うん。』
このジャージには、由香と私、お揃いの落書きがしてあったから。
色も、蛍光ピンクで目立つように塗ったし。
楽しかった高校生活の想い出が染み込んでるから。
切り刻まれてても、ボロボロになってても、
自分の部屋に飾っておこうね
って約束した。
私は今でも飾ってあるよ。
大切に大切に飾ってあるからね。
『こんな学校こっちから辞めてやるっつーの!』
「だよね~。…でもこのジャージだけは手放したくなかった。」
『…うん。』
このジャージには、由香と私、お揃いの落書きがしてあったから。
色も、蛍光ピンクで目立つように塗ったし。
楽しかった高校生活の想い出が染み込んでるから。
切り刻まれてても、ボロボロになってても、
自分の部屋に飾っておこうね
って約束した。
私は今でも飾ってあるよ。
大切に大切に飾ってあるからね。