金木犀〜恋の香り〜
現れたアイツ
それから俺たちは、
この前南が連れてきた友達の葉月と
また4人で遊ぶことになった。
近くのファミレスで、たわいのない話しで盛り上がっていた。
葉月の話し方から多分…瞬平に惚れてるんだろうなと、感じてた俺。
よ〜し!
「あ、ねぇねぇ葉月チャンってさ好きな子とかいんの?」
「ぅえッ?」
いきなり過ぎて驚いたのか…動揺したのか。
変な声を出して、ジュースをこぼした。
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現れたアイツ