金木犀〜恋の香り〜

学校の校門で待つ。

すると、南が出てきた。


少し、驚いた顔して…その後ゆっくり微笑んだ



「よ、…」

「うん」

どんな風に接していいのか分からない…。
目もちゃんと合わせられなかった


ただ並んで、
何も言葉を交わすことなく…

二人で自転車をおした。

行く当てもないのに、ひたすら歩いた。
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