金木犀〜恋の香り〜

「大丈夫っ…」


ふいに、体を背ける南。


「そっか…」


「それで…?話があるんだよね?」


「うん」


南は、俺が何を言おうとしているのが分かってるようだった。



「全部、話してくれる?大輔君の気持ち。あたし、ちゃんと聞くよ?」



南の優しさが伝わってくる。
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