甦り~いつも共に~

ブレンド

「ん?」

そして、左手を見る。

何か持っている。

シュンは、すっかり忘れていたようだ。

ユキも何気なく見る。

「あっ!はい。」

シュンが、それを差し出す。

それは、アルミ製のコップだった。

おまけに、ポイントに花が彫られ、色付けまでしてあった。


< 114 / 406 >

この作品をシェア

pagetop