甦り~いつも共に~
「さてと。」

その言葉に、ユキは我に返った。

整理準備が出来たようだ。

「まずはー、何から始めようか?」

シュンは、問いかけた。

ユキは、改まりながら、

「その前に、少し話しがあるんだけど…。」

「ん?何かな?」

背筋をピンと伸ばし、

「ここで、働かせてくれないかしら?」

「えっ?」

唐突な話に、シュンは目を真ん丸にして驚いた。


< 124 / 406 >

この作品をシェア

pagetop