甦り~いつも共に~
「頼むわ。とびきりのやつ待ってるぜ!」

「あいよ。」

「じゃあ、また来ます。くれぐれも、こいつを宜しく!」

今度は、ユキの方を向かって笑顔を送る。

「こちらこそ宜しくお願いします。」

ユキは、改めて頭を下げた。

それに呼応して、タダシも頭を下げる。

そして、後ろ向きに手を振りながら店を出て行った。


< 157 / 406 >

この作品をシェア

pagetop