甦り~いつも共に~
「元気系と癒し系か…。」

シュンは、コップを眺めながら独り言のように呟く。

そして、ユキの方を向いて、

「ユキちゃんって、呼んでいいかな?」

「ええ、どうぞ。」

ユキは、気さくに答えた。

「この店に無い物って何かな?」

神妙な面持ちで尋ねるシュン。

「うーん。」

ユキは、腕組みをして、そして一方の手を顎に当て考え込む仕草をした。


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