甦り~いつも共に~
ユキとナツミが、一斉にシュンを見る。

シュンから笑顔が消えていく。

「確か、そこから何か取り出して、口に入れてたわね。」

「フリスクケースだね。」

「えっー!そんなにまで!」

「ミラー・ボールペン・コンタクトケース・電子辞書いろいろあるよ。」

「へぇー、そうなんだ。」

ユキは、改めて驚いた。

「なんにでも出来るんだね。」

「でも、ナツミは他はやらないの。」

ナツミは、あっさりといいのけた。


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