甦り~いつも共に~

転機

「そうだ!そのデコ!」

シュンが、急に大きな声をあげ、ハッ!とした顔をした。

「何?また、おでこの話?」

今度は、ナツミが自分の額に指を当て、シュンをからかう。

「違うよ。ナツミちゃん、コップにやってみない?」

「やらない。」

あっさりといいのけた。

「フィールドが違ったんじゃないの?」

ナツミは、あざけるような素振りで言う。

「えっ?まぁー、かたい事言わずにさぁー。」


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