甦り~いつも共に~
もし、そうだとしたら、プロセスはどうであれ、ユキの心の中で取材拒否への賛成意見が多数決の結果、過半数を超えた。

そこで、心の中で、4・5回拍手を送る事にした。

ふと、思った事。

それは、ナツミが潰されやしねぇーかと、シュンなりの思いやりだったのかもと。

もしそうであれば、その男気には、一瞬、グラッとくるものがある。

ユニセックスな時代に、なかなか、お目に掛かる事が出来ないからだ。

いずれにせよ、かき乱されるような事は無くなったわけだから、なんだか安心した気持ちになった。


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