甦り~いつも共に~
「やりやがったなぁ。」

シュンは、言葉を吐き捨てた。

ユキは、恐る恐るシュンの顔を見る。

やはり、しかめっ面だ。

しかし、片方半分は、どう見てもニヤついているようにしか見えない。

妙な顔だ。

(ひょっとして、全て計算済み?)

(まさか、それは無いよね。)

ユキの自問自答が始まった。

けれども、毎回、シュンの事に限っては、明確な答えが導き出せない。

無駄な浪費だ。

だから、諦める事にした。


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