甦り~いつも共に~
それからというもの、探し当てた客で、3倍程の増。

これ位なら、許容範囲内だ。

もちろん、極一部だが、中には冷やかしもいる。

しかし、そんな客は、逆に居心地が悪いのか、さっさと帰る。

労せず、ふるいに、掛かってるようだ。

大変有難い事だった。

それが、この店の特色なのだろう。

シュンもユキも、特に応対に追われる事なく、客とは適度な距離感の中、順調に、はかどっていった。


< 237 / 406 >

この作品をシェア

pagetop