甦り~いつも共に~
まず、ユキは、そばにあった新聞紙を丸める。

そして、おもむろに近づいた。

何食わぬ顔で、一撃を加える。

「バシッ!」

鈍い音と共に、あえなく散る。

ナツミは、ほおきとちり取りを持って来て、それをすくい上げる。

そして、表のゴミ箱へ捨てた。

二人は、元に戻り、何事も無かったように作業を続けた。


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