甦り~いつも共に~
ユキは、そう思いながら、シュンを見ていた。

すると、シュンは、それを空へかざした。

何だか、凄く満足そうな表情をしているようだ。

それから、中に居るユキを手招きした。

おもむろに外へ出る。

「はい、誕生日おめでとう!」

そう言いながら、手に持っている物を渡した。

それは、イブピアッチェのバラの花束だった。

色は、ピンク。

「えっ?」


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