甦り~いつも共に~
「今夜は、ユキシュン来る日?」

マスターが相手してくれないと分かると、けーちゃんにふる。

「たぶん来るんじゃない?」

他の客が注文した、キープの焼酎ボトルを探しながら答える。

いつの間にか二人は、二個一で呼ばれるようになっていた。

ユキが先付けで、シュンは後付け。

しかし、シュンは気にする様子も無く、ニコニコしている。


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