甦り~いつも共に~
二人は適当に料理も注文し、箸も進んだ。

旬の素材を生かした小鉢は、幸せな気分にした。



落ち着いた頃、彼がいろいろ話し掛けて来た。

あだ名が「ホ-」といい、中国旅行へ行った際、現地の人に

「あなた、ホーさんでしょ!良く知ってるよ!」

と、声を掛けられてからで、やはり開店当初からの客であるとか…。

もちろん、「ホー」は、全くのデマで、観光客目当ての手口だったとか…。

隣の二人は離婚したが、まだこうして仲良くやっていて、コピーライター同士であるとか…。



シュンとユキは、会釈と相づちでかわしながら、世間を感じていた。


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