甦り~いつも共に~
渓谷を挟んだ対岸は、霧に覆われている。

先がどうなっているのか、全く見えない。



二人は、そんな狭間に居る。



「ここは…。」

「あの世とこの世の狭間じゃない?」

「やっぱり…。」

シュンは、少し、ためらった顔をした。


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