甦り~いつも共に~
次ぎの光が抱き合ったままの二人を包む。

それは、とても温かかった。

例えようのない心地良さだった。

体が宙に浮く。

持ち上げられ、地面が遠のいていく。

その瞬間、シュンが右手を横に大きく出した。

すると光が消え、二人は宙に浮いたままになった。


< 394 / 406 >

この作品をシェア

pagetop