甦り~いつも共に~
「すみません!」

飼い主らしきその女性は、二人に向かって頭を下げて謝る。

「可愛い犬ですね。」

ユキが語り掛ける。

「いえいえ、しつけが悪くて…。」

シュンは、その光景を微笑みながら眺めている。

「行くよ!フォーミー!」

そう言って、その女性は、また走り出した。


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