甦り~いつも共に~
「ちょっと待ったぁー!」

「まだ何か用?」

ナツミは、ぶっきらぼーに答えた。

まるで七変化のようだ。

しかも“たちの悪い”。

ユキは、呆れ返って、いや、もう通り越してるようだ。

(あんたが用事で来たんじゃないの!)

つい口から出そうになったが、やっとの思いで飲み込むんだ。


< 62 / 406 >

この作品をシェア

pagetop