甦り~いつも共に~
ユキが、時計に目をやった。

あと暫くで、日付が変わろうとしている。

「あらっ、ごめんなさい。随分と長居してしまったわ。じゃあ、明日、昼前くらいからお邪魔していいかしら?」

「いいよ。じゃあ、明日ね。ケーキご馳走様。」

「こちらこそ、コーヒーご馳走様。」

「じゃあ、おやすみ。」

「おやすみなさい。」

そう言って、ユキが店をあとにした。


< 87 / 406 >

この作品をシェア

pagetop