この涙が枯れるまで
~第三章・すれ違い~
──…あれから何日百合と話してないだろう…
メールも来ないし、百合はどうしているのだろう…
和樹とも連絡を取っていない。
学校は同じなんだが、、クラスが離れているし、全然会わない。
多分まだ怒っているのだろう…
だから関わらない事にした。
謝れば済む話だけど、無理な気がしたんだ。
でもそんな事を忘れられる時があった。
相沢瞳とのメールのやりとり。
相沢瞳はとても優しくて面白くて、メールしていると楽しいんだ。
その時だけは、百合と和樹の事を忘れられた。
百合と僕が話さなくなって、歩と沙紀はちょっと大変そうだった。
気を使ってくれてたんだ。
ごめんな。
ありがとう。
まじ歩と沙紀はいい友達だよ。
そんな事が当たり前になっていく毎日。
でも百合を想う気持ちだけは変わらなかったんだ。
これが正直な気持ち。
でもそんな事は言えない。
そんな時、休み時間にいつもと同じように歩と喋っていたら、ポケットの中にある携帯が震えだした。
携帯を開けてみると、
《新着メール一件》
という文字。
誰だ?思い、開けてみると、
和樹からだった。
《話がある》
こう送られてきていた。
和樹…
今更何だろう?
僕は昼休み、嫌な思い出のある中庭へと行った。
メールも来ないし、百合はどうしているのだろう…
和樹とも連絡を取っていない。
学校は同じなんだが、、クラスが離れているし、全然会わない。
多分まだ怒っているのだろう…
だから関わらない事にした。
謝れば済む話だけど、無理な気がしたんだ。
でもそんな事を忘れられる時があった。
相沢瞳とのメールのやりとり。
相沢瞳はとても優しくて面白くて、メールしていると楽しいんだ。
その時だけは、百合と和樹の事を忘れられた。
百合と僕が話さなくなって、歩と沙紀はちょっと大変そうだった。
気を使ってくれてたんだ。
ごめんな。
ありがとう。
まじ歩と沙紀はいい友達だよ。
そんな事が当たり前になっていく毎日。
でも百合を想う気持ちだけは変わらなかったんだ。
これが正直な気持ち。
でもそんな事は言えない。
そんな時、休み時間にいつもと同じように歩と喋っていたら、ポケットの中にある携帯が震えだした。
携帯を開けてみると、
《新着メール一件》
という文字。
誰だ?思い、開けてみると、
和樹からだった。
《話がある》
こう送られてきていた。
和樹…
今更何だろう?
僕は昼休み、嫌な思い出のある中庭へと行った。