この涙が枯れるまで


『優、早く休みなさい?疲れているでしょう』



『はいはい』


僕は部屋に行った。


僕の部屋には、たくさんの写真が飾ってある。


そして、数々のトロフィーや、賞状も飾られていた。


『はぁ~…疲れた』


僕はベットに横になった。


一人になって考える事は、やっぱり百合の事。


5年経っても、一日も百合の事、忘れた事なかったよ。



~♪


すると突然携帯が鳴る。


『はいは~い』



『あっ優?俺』


『歩か~久しぶり』


電話の相手は、歩だった。


『久しぶりだな!!元気だったか?』



『おう、元気元気。沙紀は?』


『沙紀は、最近忙しいみたいよ?』



沙紀は専門学校に行き、
お菓子の勉強をし、立派なパティシエになり、今はホテルで働いている。

まだ歩と付き合っている。

『歩寂しいんじゃね?』


『大丈夫~あっ今日報告あるんだ』



『何だ?』



『俺、沙紀と結婚する事にした!』



『えっマジ?』



僕は恋をしてはいけませんか?





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