この涙が枯れるまで
あなたと出会ったのは、

桜が散り始めてきた

あの日。


入学式で私はあなたを見ました。


スラッと背が高く、

とてもかっこよくて

私はあなたに一目惚れをしました。



あなたの視線が私の方にある時、

私は違う所を見ていました。


あなたの瞳に吸い込まれてしまいそうで、

緊張して

嬉しくて


これが恋というモノでした。



優君…気付いてた?


私もあなたに恋をしていたという事。



私はその場所から離れ、

教室に向かいました。


私は真ん中の列の前から4番目の席。


隣の人は《鈴木優》


どんな人だろう?


と思っていたの。


そしたら、

今日一目惚れした

あなただった。



私の鼓動は加速を始め、



息が出来ないくらい、


緊張していたの。



私の学校生活楽しくなると思った。


隣にはあなたがいたから。


あまりにも緊張して、


隣を見る事は出来なかった。


あなたが


眩しすぎて。




あなたが


かっこよくて。


もう私はすでに


あなたの


虜だったんだ。



これが


私とあなたの出会い。



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