この涙が枯れるまで
翌日、私はあなたに尋ねた。
あなたは困った顔をしていた。
あなたからのメールを期待していたのに、
私はあなたから好かれていないと思った。
あなたは私が嫌いと思っていた。
この恋は叶わぬ恋だと思っていました。
私の不安はどんどん積もっていった。
それは相沢瞳さんの存在。
相沢さんは綺麗で可愛くて、何でも出来て、
女性からみた私でも惚れてしまう人だった。
私は勝てないと思った。
相沢さんならあなたとお似合いに見えたの。
そんな中、学級委員が教室に残り、作業をするようにと先生に言われた時、
私の鼓動はおかしく鳴くんだ。
でも会話がなくて、
あなたは一人で作業していた。
私勇気を振り絞って
聞いたの。
相沢さんの事。
少しあなたは動揺した。
この時、
私は諦めようとした。
叶わぬ恋なら何をしても無駄だから。
あなたの一言で、
私の心は
粉々になった。
あなたは私に木田君を薦めてきた。
私はあなたしか見ていないのに、
何故だろうと思ってた。
次第に涙が出てくる。
でも必死に止めた。
あなたと私の歯車は、
なかなか合ってはくれない。