月夜に舞う


私は清永様のしもべ。



悠遠―ユウエン―



清永様は変わられた。



あのときから。



今や、ここは明るい、そして子供の笑い声が絶えない。



このまま、清永様と雪羅様には幸せな時をすごしていただきたい。




それまでの時間が残酷なまでに寂しく悲しい時だったから。



「悠遠!悠遠も一緒に遊びましょ!」



「はい、綾様」


そして、分かったこと。



自分は意外と子供が好きだということです。






―――+*+ fin +*+―――
< 33 / 34 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop