月夜に舞う
私は清永様のしもべ。
悠遠―ユウエン―
清永様は変わられた。
あのときから。
今や、ここは明るい、そして子供の笑い声が絶えない。
このまま、清永様と雪羅様には幸せな時をすごしていただきたい。
それまでの時間が残酷なまでに寂しく悲しい時だったから。
「悠遠!悠遠も一緒に遊びましょ!」
「はい、綾様」
そして、分かったこと。
自分は意外と子供が好きだということです。
―――+*+ fin +*+―――