secret love
2日後、すぐにヤスからメールがきた。《今三軒茶屋のスタジオDってとこにきてるんだ。近所じゃない?》


あたし、どうしたんだろう。すぐにヤスに会いにいった。

ヤスは友達の練習を見にきてたけど、すぐ暇になってあたしにメールをしたらしい。

『もしかして、もう会いたくなっちゃった?』

あたしはバカだ。彼女がいるのに。
い~んだ、冗談なら傷つかない。

『うん。また眠れなくなっちゃったよ。』

『家近いけどくる?』

『ん~。』

『じゃぁあたしがまたヤスん家いっていい?』

『いいょ。』

タクシーの中であたし達はヤスの彼女の話をした。
あたしは何をしてるんだろう。本当はこんな事しちゃいけないはずだ。
だけどあたしは彼女にはなれないよ。
頑張る力もでない。お願いだから、今のままがもっともっと続きますように。

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