どこかのカフェであいましょう


「うわあ‥‥‥」

なんてマヌケな声が漏れるほど、思ってたより部屋は豪華、というか凄かった

玄関というか入口があって、キッチンがあってその向かいにはトイレがあって

奥にはひろーい部屋


テレビとか、ベットとか、本棚とか、クローゼットとか、

きっと父が色々揃えてくれたんだろうなって思うくらい欲しかったものは揃ってた


本棚の横には、あたしが前から送っておいた
燃えずにすんだダンボールがつんであった


「カーペットもカーテンもついてる!」


きっと全て、父の趣味

だが、嫌いじゃない。有難い



今日からここが、あたしの部屋 かあ‥‥‥


実感はわかないけど、ここにあたしはいていいんだろうか


ぐぅううう〜
と、静かな部屋に響き渡る 腹の音


「‥‥‥‥‥お腹空いた」


考えるのやめた、腹が減る





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