どこかのカフェであいましょう
「あ、彼方だ。ご飯だよ」
いちおうご丁寧にご飯だと教えてくれたし、
とりあえず談話室 ( というかリビング )に戻った。
扉を開けるとお迎えしてくれたのは、陽太君。
手にはおぼんを持ってて乗ってる皿からは湯気がたってる。
「うんー」聞いた、って言葉は言うのを止めた
さっきの馬鹿女を思い出すから、鮮明に!
「今日は、藤臥特製ビーフシチューだぞ!」
ビーフシチュー!
ちょー豪華!!!うわうわああああああ
「好き!ビーフシチュー!!好き!」
「まあまあ、とりあえず食べたいなら座って待っててね?彼方ちゃん」
横から出てきた天然タラシの陽司さん。
「あたしも何か手伝うー!」
「えー、ほんと?なら、こっちは大丈夫なんだけどカフェの方片付けに行った優呼んできてもらっていいかな?」
「うん、分かった!」
「階段、分かるよね?」
「多分!行ってきまーす」