どこかのカフェであいましょう

…結局、あの後
2人共戻んないまま終わったんだよね

はあ〜と長いため息をついた


「何か凄い気まずいなあ…」


陽ちゃんも、優瑛君も、藤臥君も、陽司も、紫梗ちゃんも大丈夫なんだけど…


「あたし、上手くやってけるかなあ」

考えれば考えるだけ、悪い方向にしか考えがいかない…


「…何とかなるよね」

自分にそう言い聞かせた
…多分


とりあえず、寝よう

そう思ってガバッと布団の中に潜り込み、目を閉じた


…なんか眠れそう


ウトウトしてきた


ピンポーン!――――

「…え」

一度起き上がって、様子を伺ったけど異常ナシ。


また布団の中に潜り込んだ


「かーなーたー!!」


またガバッと起き上がった


…何?今の


「奏太ー!朝ぁー!!」

ドンドンドアを叩く音と叫び声が、容赦なく頭に響く


…寝ようと思ったのに(泣)




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