どこかのカフェであいましょう

「あー、分かった!」

ポンと手をたたく

「横の部屋の藤臥、うるさかったんだろ?寝言」

「……へ?」

「あー、可哀想になあ

いや、あたし端っこの部屋で確かに左横の部屋は藤臥君だけど…

「…うるせーのは俺じゃ、ねぇ!!」

「…いっっっっっっっっっってぇぇぇええええええええ!!!」

「…おはよ、奏太」

「あ、おはよう藤臥君」

つか、陽ちゃんにやったチョップ?
早すぎて見えなかったんだけど…てか痛そうだなぁ

「痛ぇよ!藤臥」

昨日の陽司にやられた時みたいに涙目の陽ちゃん‥

「…うるさいの、優瑛」

「…あ、そうか」

そこ納得して、いいの?


「…朝飯だから、呼びに行ったのに」

「あ、そうそう!忘れてた」

「…何のために来たんだ」

「朝の挨拶」

「…黙れ」

「ギャーーーーーーーーー!!」


……ああ
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