どこかのカフェであいましょう

「あ、奏太おはよ。」

「お、おはよう」

あの後、2人にせかされ昨日の談話室に降りるとエプロン姿の優瑛君がポットを持って立っていた

「朝飯できてるよー」

「あ、りがとう」

テーブルの上には、豪華な朝食が並んでいた

ホカホカのフレンチトーストに焼きたてのマフィンに焼きたてのスコーン
生クリームたっぷりのトロトロオムレツにキノコとベーコンのソテー
リンゴとクレソンのブルーベリーチーズソース和え

ホテルの朝食バイキングみたい!

「すっごーい!!豪華っ」

「つか、いつもにましてうまそうだなっ!!」

「いつもにましては余計だっ!」

ベシッと頭を叩かれる陽ちゃん

……ご愁傷様。


「奏太何好きか分かんなかったから嫌いなもんあったりするかもしんない。ごめん」

「えぇー!?いや、大丈夫だよ!てゆーか全部大好きだし!!」

「なら、良かった!」

ニコッと無邪気な笑顔で笑った
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