どこかのカフェであいましょう

「はー、ごちそうさん」

食後のコーヒーを飲みながら
みんなで団らん…?

「…陽、おかわり」

「自分で入れろぉー!!」

ガチャガチャと皿を片付ける優瑛君の横であたしも手伝う

「お、サンキュー!」

「どういたしまして」

「…悪い、奏太」

あたしの横に藤臥君がやって来た

「…俺、今日当番」

「え?いいよー」

「あ、会話通じてるようで通じてねーよ。お二人さぁん!
藤臥も主語つけて!言葉足らずすぎ!!」

皿を置いてまた取りにきた優瑛君がビシビシ指差しながら叫んだ

「…優瑛、頼む」

「あー、いいよ。作ったついでに洗っとく」

背伸びして言った優瑛君がニヤリと微笑んだ

「今日、何時?ホワイトボード書いてけよ」

「…書いた。遅い」

「じゃあ今日も頑張って」

優瑛君が手を出すと藤臥君はニヤリと笑って自分の手も出して優瑛君の手を叩いた

「…陽、行く」

「あー、後一口コーヒー!」

バタバタしながらコーヒーを飲み干してあたし達のところにコップを持ってきた

「優瑛、頼んますー!!」

「早く行けし」

「…じゃあな、奏太」

「奏太、行ってきまーすのちゅ」

陽ちゃんはそう言って投げキッスをしていった
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