どこかのカフェであいましょう

「ごめん奏太。嫌な思いさせたな」

「う、ううん!だ、いじょぶ!!」


ちょっと怖かったけど!!
てか怖すぎたけど!!!


「機嫌悪すぎ最悪だなー。」

コップを持って立ち上がり、コーヒーのおかわりを注いだ


「あたしのせいかな…」

自分の手元のコップに視線をうつした
あたしの今の気持ちを表してるように真っ黒のコーヒー

「それはないね。」

優瑛君はコーヒーを歩きながら飲み、また椅子に座った

「何で?」

「だってそのコップ買ってきたの庵だから」

「ゲホッゴホッ!…へ?ぞぉな゛の?」

「そうだけど、大丈夫?」

「う、うん」

またコップをみた

「ホントは梗ちゃん買ってくる予定だったんだよ。だけどその前に勝手に庵が買ってきて」

チラッとこっちを見た優瑛君と目があうと微笑まれた


「いつもならそんなことするやつじゃないよ、あいつ
だから大丈夫だと思うよ。奏太に怒ってんじゃない」

優瑛君の言葉にまた涙が出そうだった
何でかは分かんないけど


多分、昨日からのあたしは涙腺がもの凄い緩くなったんだ
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