どこかのカフェであいましょう


いきなり思いっきり息を吸い込んだかと思うと

「おい、庵!!開けやがれこらぁー!!」


叫ぶは、ドンドン ドアをたたくは‥
びっくりしたんですけど・・

ちょっとして、ドスドス人が近づいてくる気配がして。
かと思ったらドアが開いた。

「・・おー、優かよ」

頭をぐしゃぐしゃにして、欠伸して、

この人ホントに蓮真?


「飯作りにきた。with奏太」

あたしを指さす優ちゃん。
何でもいきなりすぎて驚くよあたしっ

「・・・あー、さんきゅー。入れば?」


な、なんか一瞬・・
不機嫌な顔しなかった・・・?


・・・やっぱりあたしは邪魔者か


優ちゃんが、部屋に入っていくの見て
小さくため息をついた



「おいおい奏太?入れ?」

あたしが入ってこないからか、優ちゃんがヒョコッと
顔をのぞかせた

「う、うん!」

靴を脱いで、優ちゃんの後ろ姿を追って部屋の奥に入る

「・・・うわぁー、綺麗な部屋!」

「ものがそんなに置いてないからだろ。うちのこいつの部屋、相当汚いぜ?」

「‥え?」

「おい、優!」

「キャー怖い怖い。俺トイレ〜」

頭を抱えて、叫びながら走って行った
てゆーかちょっと待って、気まずい!めっちゃ気まずい!!




< 59 / 60 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop