どこかのカフェであいましょう


お店の中は外見とは違ったおしゃれな喫茶店だった
入った途端、暖かい空気が体を包んだ


「おー、可愛い女の子だ!いらっしゃーい」


「…あ、どどどうも!」


店員さんらしき人があたしを見て、笑顔で出迎えてくれた。
後ろでさっきの人はあたしが入るとドアを閉めて、店員さんに手を振った


「何だよ、おかえり!今日は早かったんだな庵」


さっきの人―――イオリさん?は
ただいま、と言って店の奥に入っていった


「桔梗に客人だ」


「桔梗ちゃん?なら、上にいるよ。どうぞ、上がってきなよ」


「は、はあ。どうも」


「庵、連れてったげてよ。」


「は?」



ああああああああ
何かごめんなさいごめんなさい



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